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「精神科リエゾンチーム加算」という診療報酬

厚生労働省の平成23年度チーム医療実証事業報告書を見ると、個別疾病のチーム医療26件のうち「せん妄対策」が4件と突出しています。さらにそのうち2件では、高照度光療法が採用されて成果を上げています。いずれもブライトライトME+が使用されています。

平成24年4月から精神科リエゾンチーム加算という診療報酬が新設されたことにより、今後チーム医療が積極的に導入され、光療法の導入も増えると期待されます。

報告書から、光療法を採用している長浜赤十字病院と市立豊中病院の2事例をもとに概要をまとめました。両事例とも、高齢者のせん妄発症の割合は20~40%と高く、発症すると身体症状の悪化を招き、入院期間延長など、患者の不利益につながることがチーム医療を行うきっかけとなっています。

1.問題点

  • せん妄の発症には複数の要因があり、その多様さから看護職だけの取組みでは限界があった。

  • 向精神薬は過鎮静となっている患者も少なくなかった。

  • 発症してから後手に回って対応に追われ、看護師の疲弊につながる傾向があった。

2.チーム編成

精神科医師、薬剤師、作業/理学療法士、認知症認定看護師、臨床心理士など、横断的にチームを構成し、複数のせん妄要因への対処を容易にしています。

3.対策

方針としては予防に重点を置き、発症後の初期対応まで質の高い介入システムをつくることを目標としています。そして、チーム内でのコミュニケーションを密にとりながら対処することにより成果を上げています。

  • アセスメント・対策シートの導入
    このシートにより予防に重点を置いて事前に対策を計画できる。また標準化することにより誰でも対処でき、教育的効果も得られる。向精神薬の過剰投与による悪化を予防でき、患者ケアの質も向上できる。

  • せん妄対策ラウンドの実施
    チームでラウンドすることにより多角的かつ統一的な助言ができるため、現場担当は指示に従いやすく、症状の改善効果も得やすい。

  • 院内デイケアの実施
    日中の覚醒を促すことに加え、非日常の空間に日常生活の雰囲気を持ち込む、季節感を刺激する、リラックスした活動性を引き出すなど、いつくもの患者メリットを引き出している。

光療法がチーム診療の中で成果を上げています

精神科リエゾンチーム加算という診療報酬は、病院内における横断的なチームで入院している患者の不眠症やせん妄などを治療することに対する報酬で、決して光療法による治療を指しているわけではありません。しかし、報告書によるとその治療の一つとして有効に活用されています。

ラウンドによりせん妄が改善した24事例中、光療法が13件にも適用された事が報告されており、睡眠覚醒リズムを整えることの重要性が見て取れます。せん妄対策で成果を上げるにつれ、予防として不眠や昼夜逆転の患者に光療法の適用範囲が自然に広がっています。

ブライトライトME+がこのような病院内の入院患者に対して大きく貢献できたのは嬉しい限りで、医療機関が積極的に光療法を採用できる一つの道が開けたことは大きな前進と考えています。

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