光バランス: 自然光
光や色彩工学の専門家は、人間には様々な光の成分が必要と言われます。特定の色に偏ることなく、様々な色の成分を含んでいることが必要ということです。
国際照明委員会では、色の見え方の良さを示す演色評価数Raが90を超えると臨床医療や色評価用として特に高品質な光と定義しています。
一般の蛍光灯やLEDを使った照明器具は、Raが70~84程度のものがほとんどであるのに対して、ブライトライトME+ではRa 93を達成して最高クラスの性能を誇ります。
演色性とは
演色性とは、光源によって照らされた物の色の見え方のことを言います。光源の光の特性によって、照らされるものの色は様々に変化し、まったく別の色に見えることもあります。
いかに自然な色に見えるか。私たちは物の色を見るとき、昼間の太陽光の下で見た色を基準に考えます。太陽光に似た色の見え方をする場合、演色性が良いと言います。太陽光は、可視光線の様々の光の成分を均等に含んでおり、この光の分光分布のバランスが良い光源であれば、演色性の高い光源と言えます。
演色性の良否を数値化された客観的判断基準で表したものが、平均演色評価数というものです。具体的には、15色の試験色がその照射光の下でどのように見えるかを表す指数で、それぞれの評価数を平均したものです。
一般に、演色性を上げると光束が下がり、光束を上げると演色性が下がりやすいという傾向があります。高照度光療法器具の場合、光束も演色性も上げなければならないので、そこに技術力が必要となります。ブライトライトME+では、平均演色評価数Ra93という高い演色性を有しながらも高照度を実現しております。
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